匹見の清水 広見地区編
ひきみの清水 匹見地区編
「ひきみの清水」として選定された8か所の水場のうち、匹見総合支所を中心とした匹見地区の3か所を紹介します。
・岡本の清水
昔から地域の人たちの生活のなかにある湧水。きちんと屋根ももうけられていて、きれいに整えられています。いちばん奥の高いところには、水神様がまつられていて、年にいちどお祭りがおこなわれるとのこと。
人が近づくと、魚の影が群になって逃げていくのがみえます。
・和泉堂の清水
紙祖八幡宮のすこし上流側、県道沿いのワサビ畑の片隅に、塩ビのパイプを通して湧き出ている清水。知っている人に教えてもらわなければ、なかなか気が付かないだろう場所です。
・二ノ代の清水
匹見地区から道川地区へと向かう県道沿い、左側に湧き出ている清水。道川方面からくると、よくわかります。以前から広く知られているようで、広島など遠方からも定期的に水を汲みにくる人も多いとのこと。
夏は冷たく、冬はあたたかく感じるのが不思議です。
ひきみの清水 三葛地区編
平成18年度の活動記録
04/07 平成18年度総会
05/03 匹見峡ウォーク(案内)
05/21 いこいの家お披露目会
06/04 山葵天狗社例祭・大神ヶ嶽山開き(取材)
06/11 しまね田舎ツーリズム推進大会 in 吉賀町(研修)
06/12 結城登美雄さん匹見を来訪
06/24 第1回ひきみ案内人養成講座「匹見の自然と文化、歴史」
07/29 第2回ひきみ案内人養成講座「匹見の芸能を探る」
07/29 夜のおさんぽ(案内)
08/20 第3回ひきみ案内人養成講座「川魚と食文化」
08/26 歩く旅の達人講座「オリジナル地図をつくろう」(研修)
09/02 Web-GIS & 参加型調査シンポジウム「かんな流しカントリーウォーキング」(研修)
09/13 「ひきみの清水」選定検討会
09/30 三葛神楽の夕べ(解説・司会、チケット・ポスター作成)
10/01 第4回ひきみ案内人養成講座「匹見の原始・古代について」
10/14 第5回ひきみ案内人養成講座「ワサビの栽培について」
10/26 「三葛・つむぎ峡めぐり」下見(取材)
10/31 ひきみ「水」写真コンテスト応募締切
11/04 大神ヶ嶽・立岩早朝登山(取材)
11/05 まなびや通信 第3号の発行
11/05 第6回ひきみ案内人養成講座「三葛・つむぎ峡めぐり」
11/16 ひきみ「水」写真コンテスト審査会
11/23 ひきみ「水」写真コンテスト表彰式・受賞作品展
11/25 第7回ひきみ案内人養成講座「木工と木を使う文化」
11/25 道川・民宿「三四四」にて会食
11/27〜 ひきみ「水」写真コンテスト受賞作品展を匹見3地区振興センターにて順次開催
12/20 「ひきみの清水」標柱設置(取材)
12/20 まなびや通信 第4号の発行
12/27〜 ひきみ「水」写真コンテスト受賞作品展を匹見峡温泉にて開催
2007
01/27 第8回ひきみ案内人養成講座「狩猟と食文化」
01/27 冬山を歩こう
01/30 第1回しまねツーリズム大学(研修)
02/24 第9回ひきみ案内人養成講座「観光業者から見た匹見」、修了式
02/27・28 第2回しまねツーリズム大学(研修)
03/15-21 益田写真連盟展にて、ひきみ水写真コンテスト受賞作品を展示
03/28 第3回しまねツーリズム大学(研修)
第3回 しまねツーリズム大学
今回の講座は、「滞在型観光地への誘導と観光プロモーション手法」というテーマで開かれました。講師は、(財)日本交通公社の大野正人さん、横浜商科大学教授の羽田耕治さんです。
大野さんからは、
「島根では周遊観光が主流で、これからの観光の中心になる可能性が高い滞在型への転化が重要ではないか」
「宿泊施設を中心にした、生活・食・観光のサービスを、まちぐるみで展開していったらどうか」
などの提案がありました。
また、羽田さんからは、
「何よりも、地元の受け入れ体制(地域観光振興推進組織)をどうつくっていくかが重要。地域総力戦のプロ組織の誕生をうながすのが行政の仕事」
などのお話がありました。
第1回から通して受講した感想は、やっぱり「誰がやるのか」「誰とやるのか」「地域をどうまきこむか」ということをきちんと考え、実行に移していかなければ、ということ。
ひきみ学舎が中心になっていくことを、多少強引にでもおしすすめていく必要がありそうです。案内人養成講座などが温まっているこの機会を逃す手はありませんから。(報告:NT)
弟4回 益田写真連盟展‐感動! あの日あのとき
益田のアマチュアカメラマンの組織、益田写真連盟が主催する写真展に、ひきみ「水」写真コンテストの受賞作品を展示していただけることになりました。3月15日から21日までの開催ですが、今日はひきみ学舎が会場係の当番になっており、会場であるキヌヤ益田ショッピングセンターにでかけてきました。
下記のようなさまざまな団体が参加していて、会場に96点の作品がならぶようすはなかなか圧巻。各グループや地域の特徴が出ているのも感じられ、とても興味深い展示です。写真展のサブタイトルには「ふるさとの光と風」の言葉が使われているように、ふるさと益田の魅力を写真で表現したいという目的もあります。
昨日までの3日間で500人以上、私が当番を担当した9:30から13:30には176人の来場者がありました。老若男女、幅広い層の方々が訪れ、とくに女性に1枚1枚の写真をじっくりと鑑賞される姿が多くみられたのが印象的でした。
今回の写真展への参加により、写真がもつ力の奥深さを改めて実感したような気がします。ひきみ学舎でも、つづけて写真によるメッセージを活かした活動を展開していければと思っています。(報告:NT)
参加団体
全日本写真連盟益田支部、日本報道写真連盟益田支部、鎌手カメラ同好会、フォトクラブ高津川21、写俳クラブ写真部、二条写真クラブ、益田西ロータリー写友会、益田ロータリー写友会、ひきみ学舎
第2回 しまねツーリズム大学 その2
第2回 しまねツーリズム大学の2日目(28日)は、前日にフィールドワークをしてみつけたものをまとめ、観光商品としてどんなテーマでどんなことを提案していくかを話し合いました。最終的には3つのグループがそれぞれの成果を発表することになります。
わがBグループは、講師の野口智子さんの提案により考え方の転換を行うことになりました。つまり、これまでは出雲大社に参拝するためとにかくそちらに向かっていた(これをファーストとする)流れを、大社を背にして鳥居の前から逆に歩き出す(こちらはスローの考え方)ことにしたのです。それによって客や地元がどう変わるか、何と何を結び付けていけばよいかなどを考えてみようというアドバイスがありました。
野口さんの提案はここまで。あとはグループのメンバーでまとめることになったのですが、なんと私が進行役に指名されてしまいました。前日のフィールドワークの楽しさはどこへやら、一転、「まいったなぁ」の気分です。
メンバーがみつけたものを付箋にメモして地図にはりつけ、それをながめながらテーマやコンセプト、どんな仕掛けを用意するかなどを話し合いますが、行き着くところがぼんやりとしていて時間ばかりが過ぎていきました。
昼食。すっきりしない気分のまま出雲そばを食べにでかけました。割子そばを食べましたが、これがこしがあってとても美味。何だか午後のことはどうでもよい(失礼!)ような気分。ところで、メンバーのなかの出雲の人たちは、そばのことになると語る語る。そば屋での注文の仕方から食べ方までくわしく教えていただきました。釜揚げそばというのも初めて知りました。
午後。もちろんどうでもよいわけはなく、すでに残り時間もわずか、ついに野口さんから檄がとびました。発表資料の作成、発表の流れ、担当、時間配分などについて指導があり、全員が集中してまとめに向かいます。
企画のテーマは「結びの道プロジェクト〜過去から未来へ」、コンセプトは「本物志向の人たちを満足させ、過去や自分を見つめなおすことで未来へのターミナルにもなりうるような場所を目指す」といったところでしょうか。
額縁に入れたくなるような風景めぐりを大枠に、街角博物館となった通りをぶらぶら歩きながらときには休んでお茶を飲み、おむすびを食べ、ときにはそば打ち体験なども出来る。最後にたどりつく旧JR大社駅舎は、未来へのターミナルでもある「スロー神社」。屋根ではカメたちが見守り、2株のハーブはご神木。癒しのラベンダーと元気印のローズマリーの香りを両手に移し、さて、明日からまた歩き出そうと未来に目を向ける。
メンバー全員が交代で、こんな提案を発表しました。
Aグループは出雲市まちなか(高瀬川周辺)を、Cグループは平田・木綿街道をフィールドに発表をおこないました。
最後の講師のまとめでは、買ってよい・売ってよい・地元にもよい商品にすることが大事、今日から自分たちで出来ることは何かを考えるところから始める、などのアドバイスをいただきました。また、実際に「誰がやるのか」ということが重要になってくるだろうとのこと。
商品づくりの内容はもちろんのこと、フィールドワークやワークショップの運営の仕方までふくめ、いろいろな意味で勉強になった講座でした。
最後に、講師のみなさん、いっしょに作業してくれたメンバーのみなさん、受講生のみなさん、本当にありがとうございました。今回の大きな成果は、大勢の人と知り合えたことだと思います。またどこかでお会いできれば嬉しいです。(報告:NT)
第2回 しまねツーリズム大学 その1
2月27・28日に出雲ビッグハートで行われた、島根県観光マーケティング講座「しまねツーリズム大学」の第2回に参加してきました。今回のテーマは「地域資源の掘り起こしと商品づくり」です。
講師は、ゆとり研究所所長でありNPOスローライフ・ジャパン事務局長の野口智子さん、(株)プランニングネットワークの大下茂さん、(財)日本交通公社の大隅一志さんの3名。
27日は、まず3人の講師が座談形式で「地域資源」とよばれる地域の魅力や個性を外部にどうやってアピールしていくかという考え方を解説してくれました。キーワードは、「地域の記憶」「脱常識」「手間ひまをかける」「各地域の素材にそれほど差はない」など。
つづいて受講生は3グループに分かれ、実際に街に出てフィールドワークを行うことに。私は野口さんが担当してくださるBグループ(9名)のメンバーとなりました。
Bグループは、旧JR大社駅舎から出雲大社へ向かう神門通りがフィールドです。ここは、自動車での参拝が主流になってすっかり参拝者が歩かなくなってしまった参道。野口さんの提案は、「大社をなかったことにしてこの通りを見ていこう」というもの。つまり、この通り独自の魅力を探してみよう、ということでしょうか。
旧JR大社の駅舎は宮殿づくりとよばれる立派な木造の建物。ホームにはなぜかラベンダーとローズマリーの大きな株があります。ここで受講生は自分なりに時間を過ごすよう告げられ、また、「スロー」だと感じたものを16枚の絵にするという課題を与えられました。
周辺でしばらくのんびりしたあと、神門通りを歩き出しました。沈丁花のにおいをかいだり、路地に入り込んだり、まんじゅうを食べたりと、あれもあるこんなものもあると言いながらぶらぶらしていきます。ゴールは出雲大社の大鳥居の前。「出雲大社がなかったことにする」ですから。

写真左:旧JR大社駅舎。現在は使われていない。屋根には「スロー」の象徴カメの姿がみえる
写真中:ホームには因幡の白ウサギが描かれているところも。「ファースト」の象徴!?
写真右:みつけた「スロー」を絵にしてメモする。意識してみるとけっこうあるものだ
講座会場にもどってからちょっとした交流会がもうけられました。ほとんどの受講生が参加して自己紹介や名刺交換が行われ、いろいろなところでいろいろな人がいろいろなことをやってるんだなぁという感想。バリバリの観光業の方と、町づくり中心の方にわかれるようでしたが。
お開きになったあと、講師陣、事務局、宿泊の石見組などでの食事会にも仲間にいれてもらいました。こちらでも面白話がたくさん聞けたのですが、今回は割愛します。(報告:NT)
観光業者から見た匹見
「匹見でなければできないこと」を取り入れたプランを数々準備しているとのこと。レストパークの活用もふくめ、ひきみ案内人、ひきみ学舎が協力できる部分はあるでしょうかの問いにも、「あると思います」と答えていただきました。これからの活動、しくみづくりが重要になってくるようです。
また、今回は本年度最後の養成講座でもあり、後半をアンダンテ21のメンバーや広島等からのゲストを迎えた勉強&交流会ということで行いました。勉強会では来年度以降の方向・活動について活発に意見が飛び交いました。とにかく来年度以降もつづけていく、その際には実践的な部分も増やしていくことなどが話し合われました。
その後の修了式では、82歳の皆勤賞Sさんをはじめ、9名に修了証書が授与されました。
最後は、打上げをかねた交流会。こちらも大いに盛り上がったことはいうまでもありません。囲炉裏のまわりで力尽きた者数名。(報告:NT)
フレッシュミセスひきみの研修会
尾野さんは、学生であり、専門書の古書店の経営にたずさわり、島根県の地域づくりアドバイザーをされたりと、多方面で活躍中の24歳。そのお話には圧倒されっぱなしで、尾野さんのことばをかりれば「電流がはしる」ことしばしば。
さぞかしイケイケのアドバイスがとびだすかと思いきや、参加者の「仕事をもちながら地域づくりを続けたいのだが」という相談には、「ぼちぼちできるところから、無理せずに」という肩の力を抜いたお答えも。また、なぜ島根に関わるのかという質問には「行政や商工会など、その地域の最先端の人たちと仕事ができるから」と答えられ、これは「ほんとだなぁ」と思いました。地域で活動していくためにはとても幸せなことです。
しかし、24歳のじゅうぶん若い尾野さんが自分より若い人たちを育てることに力を入れていると聞くと、「いったいワシらはどうすんの」と愕然とした気分にもなりますが、まぁとにかくできることをつづけていくしかないかとひそかに誓った午後でした。(報告:NT)












