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2010.03.14

09年度ひきみ「農」写真コンテスト受賞作品

 1月31日に募集が締め切られた、『ひきみ「農」写真コンテスト』の応募作品の審査がおこなわれ、あわせて10点の作品が選定されました。審査委員は、島根写真作家協会理事の吉崎佳慶さんにお願いしました。
 ご応募くださったみなさま、本当にありがとうございました。
各賞の受賞作品と受賞者は、以下の通りです。


     最優秀賞  「朝靄の中」 河野波香(匹見)

     優秀賞    「ハス組合の慰労会」 入江孝美(広島市)
             「ハロー! HOW ARE YOU?」 瀧川純一(益田市)
             「代かき」 寺田義紀(広島・安芸郡)

     特別賞    「農を継ぐ」 山下邦都(益田市)

     入賞     「筵を編む」 蔵本常子(匹見)
             「炭出しの日」 蔵本真里(匹見)
             「寒の日」 島田圭子(益田市)
             「春を耕す」 福原純孝(益田市)
             「早苗楽園」 水野博充(益田市) 


 

《審査評》   吉崎佳慶 (島根県写真作家協会理事)

 

 総評
 匹見の魅力を再発見しようとスタートした写真コンテストも、今回で4回目となった。今回のテーマ「農」。出品者・出品数はもちろん、作品レベルが相当高いものになってきている。
 特に上位の作品は、被写体のとらえ方や画題の工夫、フレーミング等素晴らしく、匹見の魅力をイメージアップするに充分な作品である。きっと、見る人を感動させてくれることだろう。


朝靄の中  最優秀賞審査評
 「朝靄の中」 河野波香
 匹見の魅力再発見テーマ「農」の応募作品の中で、最もインパクトを感じた作品。町内のかかし祭りの一コマである。
 農村を背景に、親子のかかしを適切なフレーミングで、早朝の靄を入れて作品にした作者の意図が素晴らしい。

以上 

 

 


 

 

優秀賞、まなびや賞、入選の作品は、以下からごらんください。

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2009.02.24

ひきみ「農」写真コンテスト受賞作品が決まりました

 1月31日に募集が締め切られた、『ひきみ「農」写真コンテスト』の応募作品の審査がおこなわれ、あわせて10点の作品が選定されました。審査委員は、島根写真作家協会理事の吉崎佳慶さんにお願いしました。
 ご応募くださったみなさま、本当にありがとうございました。
各賞の受賞作品と受賞者は、以下の通りです。


     最優秀賞  「田、漲る」 寺田義紀(広島・安芸郡)

     優秀賞    「冬仕度」 入江孝美(広島市)
             「レンコン畑」 河野波香(匹見)
             「コスモスが見つめる秋」 島田圭子(益田市)

     特別賞    「二人でワサビ作りました」 山根弘美(匹見)

     入賞     「興味津津」 小豆澤 勝(松江市)
             「雪の日」 入江孝美(広島市)
             「もうすぐ田植え」 河野波香(匹見)
             「収穫」 福原純孝(益田市)
             「何を取りに行くの?」 山根洋子(匹見)

 

 


 

《審査評》   吉崎佳慶 (島根県写真作家協会理事)

 

 総評
 西中国地方随一の豊かな自然に恵まれた匹見地区は、テーマ「農業」にとって撮影材料に事欠かないナイススポットが多い。
 今回も、地元を中心に県内外から多数応募があり、楽しく審査をした。年間を通して多彩に移り変わる「農」の姿を、素敵な自然を織り成した表現や農に携わる人々を表現した作品が多くて大変良かった。
 欲を言えば、更に多面的に匹見独特の農をとらえた作品も欲しかった。例えば、五穀豊穣に感謝する祭事やワサビの収穫などの作品も考えられる。


田、漲る 最優秀賞審査評
 「田、漲る」 寺田義紀
 匹見地区ならではの「農」の絶景は、少なくない。この作品は、田植え前の水鏡が、あたりの新緑を映した景観であるが、神々しいまでに昇華した作品である。農家や霞を写し込んだフレーミングも見事。早朝に撮影した熱意が、功を奏した傑作。

以上 

 


 

 

 受賞作品は、まず、以下の写真展で展示を行います。ぜひ足をお運びください。

 

・3月13日(金)~19日(木) 「益田写真連盟 第6回写真展に出品」 キヌヤショッピングセンター 3F

 また、来年度以降も、さまざまなテーマでひきみ写真コンテストを開催していきたいと考えています。またのご参加をお待ちしています。

 

優秀賞、まなびや賞、入選の作品は、以下からごらんください。

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2008.03.15

益田写真連盟展

 毎年恒例の「益田写真連盟展-心いやされる故郷の光と風」が、本日より開催されています。益田市内にある10の写真愛好家グループから、120点以上の写真が出展されています。
 ひきみ学舎からは、昨年に引き続き、ひきみ写真コンテストの受賞作品を出展しました。
 お近くにお出での際は、ぜひともお立ち寄りください。

とき:平成20年3月15日(土)~20日(木)
ところ:キヌヤ ショッピングセンター 3F (益田市駅前町)
2008.02.12

ひきみ「木」写真コンテスト受賞作品が決まりました

 1月31日に募集が締め切られた、『ひきみ「」写真コンテスト』(ひきみ学舎主催、益田市後援)の応募作品の審査がおこなわれ、あわせて10点の作品が選定されました。審査委員は、島根写真作家協会会員の吉崎佳慶さんにお願いしました。
 応募者数は22名、応募点数は67点でした。 ご応募くださったみなさま、本当にありがとうございました。
各賞の受賞作品と受賞者は、以下の通りです。


最優秀賞  「叫び」 福原純孝(益田市)

優秀賞    「纏(まと)う」 西坂千春(益田市)
        「叫び」 前田 修(匹見)
        「匹見っ子」 水野博充(益田市)

特別賞    「枝打ちをする父」 河野波香(匹見)

入賞     「晩秋」 入江孝美(広島市)
        「山腹の春」 岩本 進(周南市)
        「陰の中の芸術家」 島田圭子(益田市)
        「一休み」 寺田義紀(安芸郡)
        「靄(もや)」 中間昭二郎(匹見)

 

 受賞作品決定を記念し、以下のように受賞作品の展示を行います。ぜひ足をお運びください。

 

・3月1日(土)~9日(日) 「ひきみ写真コンテスト受賞作品展」 匹見上地区振興センター
・3月15日(土)~20日() 「益田写真連盟 第5回写真展に出品」 キヌヤショッピングセンター 3F

 また、来年度以降も、さまざまなテーマでひきみ写真コンテストを開催していきたいと考えています。またのご参加をお待ちしています。


2007.03.18

弟4回 益田写真連盟展‐感動! あの日あのとき


気合の入った文字が躍る案内 益田のアマチュアカメラマンの組織、益田写真連盟が主催する写真展に、ひきみ「」写真コンテストの受賞作品を展示していただけることになりました。3月15日から21日までの開催ですが、今日はひきみ学舎が会場係の当番になっており、会場であるキヌヤ益田ショッピングセンターにでかけてきました。
 下記のようなさまざまな団体が参加していて、会場に96点の作品がならぶようすはなかなか圧巻。各グループや地域の特徴が出ているのも感じられ、とても興味深い展示です。写真展のサブタイトルには「ふるさとの光と風」の言葉が使われているように、ふるさと益田の魅力を写真で表現したいという目的もあります。
 昨日までの3日間で500人以上、私が当番を担当した9:30から13:30には176人の来場者がありました。老若男女、幅広い層の方々が訪れ、とくに女性に1枚1枚の写真をじっくりと鑑賞される姿が多くみられたのが印象的でした。
作品をじっくり鑑賞する来場者 今回の写真展への参加により、写真がもつ力の奥深さを改めて実感したような気がします。ひきみ学舎でも、つづけて写真によるメッセージを活かした活動を展開していければと思っています。(報告:NT)


参加団体
全日本写真連盟益田支部、日本報道写真連盟益田支部、鎌手カメラ同好会、フォトクラブ高津川21、写俳クラブ写真部、二条写真クラブ、益田西ロータリー写友会、益田ロータリー写友会、ひきみ学舎


2007.02.24

観光業者から見た匹見

 第9回ひきみ案内人養成講座を「観光業者から見た匹見」というテーマで開催しました。会場はいこいの家。ゲストをふくめ21名が参加しました。今回は、匹見峡温泉等を経営する(株)ひきみの大谷久則さんを講師に招き、匹見への観光客の動向、温泉への宿泊状況、誘致のための考え方と方法などについてくわしく話していただきました。
 「匹見でなければできないこと」を取り入れたプランを数々準備しているとのこと。レストパークの活用もふくめ、ひきみ案内人、ひきみ学舎が協力できる部分はあるでしょうかの問いにも、「あると思います」と答えていただきました。これからの活動、しくみづくりが重要になってくるようです。
 また、今回は本年度最後の養成講座でもあり、後半をアンダンテ21のメンバーや広島等からのゲストを迎えた勉強&交流会ということで行いました。勉強会では来年度以降の方向・活動について活発に意見が飛び交いました。とにかく来年度以降もつづけていく、その際には実践的な部分も増やしていくことなどが話し合われました。
 その後の修了式では、82歳の皆勤賞Sさんをはじめ、9名に修了証書が授与されました。
 最後は、打上げをかねた交流会。こちらも大いに盛り上がったことはいうまでもありません。囲炉裏のまわりで力尽きた者数名。(報告:NT)
2007.01.27

冬山を歩こう


070127_02 高津川大学との共催で行われた「冬山を歩こう」、冬の匹見の雪遊びの楽しさを親子で満喫しようと企画されたものですが、思いもよらぬ暖冬で、会場に予定していたいこいの家周辺ではほとんど雪はみられず、急遽会場を道川の遊びの森に変更しました。
 あいにく、ひきみ学舎のスタッフはひきみ案内人養成講座の方にまわらねばならず、合流したのは午後2時ころ、ほとんど終わりかけのころでした。すみません。
 遊びの森は広島県との境、標高も800m近くあり、さすが高地すっかり雪景色となっていました。森の奥の広場では雪が降りしきるなか焚き火がたかれ、大人はそれを囲み周囲では子どもたちがはしゃぎまわっています。子どもが一人入れるくらいのかわいいかまくらや、ブルーシートですべるソリ用ミニゲレンデもできていました。寒くてたいへんだろうなぁ、という予想はくつがえり、みんなけっこう楽しそう。焚き火でつくった猪鍋もすっかり空になりました。
 途中参加でなんですが、参加する人も企画する側も、こういうイベントもありだなぁという手ごたえを感じたのではないでしょうか。おつかれさまでした。(報告:NT)


*高津川大学事務局(アンダンテ21)のページにくわしい報告があります。


2007.01.27

狩猟と食文化


070127 ひきみ案内人養成講座の第8回目として、「狩猟と文化」と題した講座を開きました。これまであたたかい日が続いていたにもかかわらず、この日は今にも雪になりそうな寒空。会場になった「いこいの家」は立派な梁をむきだしにしたふるい建物、囲炉裏に炭火をおこしストーブ3台を動員しましたが、しんしんと冷えました。
 しかし、講座では、石原久さんの面白おかしく話される狩猟の方法や山の動物たちにまつわるエピソードにひきこまれ、また、斉藤ソノさんがご自分でまとめられたノートをもとにされたいろいろな行事とそれにまつわる文化についてのお話は、「へぇ~、へぇ~」連続の興味深いものでした。どちらもご自分の体験から得たものはもちろん、古くからの経験をもとにずっと伝えられてきたことも多く、現代の科学的・栄養学的な目から見て「なるほどなぁ」と、改めて「先人の経験と知恵」に感心することしきりでした。
 講座をひととおり終えた後、囲炉裏をかこんでいただいた猪鍋(石原さんの男の料理)もとてもおいしく、和んだ場でサルやタヌキの面白話などがぽんぽん飛び出し、お開きにするのが惜しいような楽しい講座となりました。みなさん、ありがとうございました。(報告:NT)


2007.01.19

匹見峡温泉でのコンテスト写真展示

070119 ひきみ「」写真コンテストの受賞作品を、匹見峡温泉やすらぎの湯で展示させてもらっています。玄関ロビーから浴場へ向かう通路沿いの壁です。やや位置が高めなので、うっかりすると見過ごしてしまうかもしれませんが、気がつかれたときはぜひ足をとめてごらんになってみてください。


 (2月16日をもって終了しました。ありがとうございました。)


2006.11.25

木工と木を使う文化

061125_1 11月25日、ひきみ案内人養成講座の第7回、「木工と木を使う文化」がおこなわれました。今回は、ひきみ森の器工芸組合を訪ね、代表の大谷照行さんにお話をうかがい、実際に木を削って製品をつくっているようすをみせていただきました。
 こちらの組合では、おもに機械式の木工ろくろを使って盆や皿、椀などをくり、ウレタン塗装をおこなっています。特定の種類だけでなく、ふつうはあまり使われないようなさまざまな木を使っているのが大きな特徴とのこと。つや消しの透明な塗装のため、色や木目の個性を楽しむことができます。
 ただ、種類が多いということは、材の乾燥、削るときの道具や加減などにそれだけ手間をかけなければいけないということ。丸太の段階からいくつもの手順をふみ、何週間もかかってようやく製品ができあがります。そのため少々お値段ははりますが、木のぬくもりと使いごこちのよさを実感してもらうため、普段使いの食器としてりようしてほしい、というのが大谷さんの思いのようです。
 木っ端を燃やしている薪ストーブの暖かさのなか、受講生の方々の質問や意見に熱心に対応していただきました。
 工房を辞したあと、匹見上地区振興センターに場所を移し、おやつをいただきながらみなさんの感想をうかがいました。おやつは、mapleさん特製のブルーベリーソースをかけた豆乳のプリン?(すみません、正式な名前を覚えられませんでした)とブルーポピーシード入りのシフォンケーキ。せっかくだから森の器を使って、楽しみ方の提案もしてもらおう、ということでお願いしました。これが大好評。おやつはもちろんのこと、器に関しても好印象をもってもらえたようです。
 みなさんの感想としては
「これだけ手間をかけてつくられているとは知らなかった」061125_2
「値段が高い高いというだけでなく、まずは使ってみるのがいいのでは」
「さっそく自分で買ってつかってみようと思う」
「匹見の木を使う割合が少ないとのことで残念。森の器の森をつくるのもいいのでは」
「せっかくのよい商品があるのに、案内等があまりないので知ってもらえずもったいない」
などの声がありました。(報告:NT)